アメリカ版メルカリに初出品|登録の壁と2ヶ月半で見切りをつけた理由

出品者向け基本スペック(2026年6月現在)
  • 販売手数料:「商品代金+送料」の合計に対して10%
  • 出金手数料:通常の銀行振込(ACH)は1日1回まで無料
  • 送料設定:Mercari発行の割引配送ラベルあり(梱包サイズと重量により自動計算)
  • 配送の匿名性:なし(ラベルには売り手・買い手双方の氏名・住所が印字される)

以前、eBayとPoshmarkの比較記事を書いたことがあります。出品者目線のレビューです。

アメリカのMercariも試してみました。

普段、PCと一眼レフでリセールしているわたしですが、今回は、写真撮影から出品まですべてスマホで挑戦。

登録、出品、値下げ、オファー(値下げ交渉)を一通り経験し、Mercariは「適正な価格で売買する」より、「とにかく安く早く回す」プラットフォームだと感じました。

わたしが出品したのは、Patagoniaの人気アイテム「Capilene Cool Daily Graphic Shirt」の新品タグ付き。Mercariでは2か月半売れず、eBayに切り替えたところ、2時間足らずで売れました。

ポチ

最初に出品を見た人が買ってくれて終了!

今回は、Mercari登録のハードルと出品時の違和感、出品後の気づきも含めて正直にレビューします!

目次

登録段階で立ちはだかる「顔認証」の壁

Mercariの登録で一番厳しいと思ったのは、「リアルタイムの顔認証」。運転免許証の実物を撮影するのは気になりませんが、フリマアプリに生体情報を渡すのは抵抗を感じました。

わたしは勢いで乗り切ってしまいましたが、正直、「リセール記事をコンプリートしたい!」という動機が無ければ、ここで離脱していたと思います。

あと、コロナ禍の帰国で「自主隔離しているか確認するために、ビデオ通話で抜き打ちチェックされる」というのがありまして……この経験のせいで、わたしは無防備な顔をスクリーンにさらすのに耐性がありました。

とはいえ、縦長画面に顔だけはさすがにキツかった!

ポチ

夜の11時、認証画面の楕円形に顔をはめたら、宝石に閉じ込められた悪い魔法使いみたい(笑)みんなは眉ぐらい描いとくといいかも!

出品作業中「安く売らせる圧」を感じた

おすすめ価格が低すぎる

わたしの出品したPatagonia Capilene Cool Daily Graphic Shirt(新品タグ付き)の定価は$55(現在は値上げのため$59)。現時点で新品は$25~$35ぐらいで売買されることが多く、わたしは最終的に$24前後で売却し$20の利益を得るつもりでした。

メルカリの価格おすすめ機能($55の新品パタゴニアTシャツに対し$13.00)

Mercariのおすすめ価格の中央値は$13。最高額は$19でした。

ポチ

Patagoniaの人気定番商品に、その値付けはあんまりだろう…

Smart Pricing(自動値下げ)機能

Smart Pricingは、出品した商品が売れるまでAIが自動で値下げしていく機能。最低販売価格は自由に設定できます。

Mercariでは値下げすると上位表示されるので、早く売り切りたいなら活用するといいかも。でも、「数日間であっという間に最低価格まで落ちる」という出品者の不満の声も見かけます。

MercariのSmart pricing機能(デフォルトでオン)

これが出品当初の価格$32に対し、自動で提示された画面。

Smart Pricingはデフォルトでオンになっています。わたしはオフにし、自分のタイミングで値下げすることにしました。

Free Shipping(送料無料)

出品フォームを埋めていく段階で、Free Shipping(送料無料)もデフォルトでオンになっています。

ポチ

とにかく安く売れっていう圧を感じちゃう。送料無料はオフでいいと思うよ。

アプリは優秀。でも「買わせる圧」を感じた

初めてスマホアプリで出品しましたが、Mercariはとても使いやすく、迷わず登録から出品まで終えられました。

クレジットカード登録を値下げ時に要求

最初に登録から出品まで済ませた時にクレジットカード情報は不要。なのに、$32から$29に値下げしようとした瞬間にカード登録を求められました

ポチ

登録しないと値下げできないなんて、ちょっと嫌。

カード登録はアカウント認証の一環だと思いますが、このタイミングでの要求は、出品を人質に取られたようで違和感を覚えました。

ポチ

カードを先に登録させることで、買いやすくしてる気もする…

ボーナスや送料減額キャンペーン

アプリ登録後7日以内の買い物が$10オフになるクーポン(WELCOME10)が最初についてきました。

その後、出品を取り下げるまでに、$5オフの期間限定クーポンが出たり、送料減額キャンペーンも数回。ひたすら買い手の背中を押してくる感じです。

唯一来たオファーと、eBayでの「即売れ」

仕入れ目的のようなオファー

Mercariアプリでは出品直後と値下げのタイミングで上位表示されます。

値下げによる上位表示を利用するため、わたしはまず高めの$32で出品。本命価格は$29で、割引オファーが来たら$24前後で手を打つつもりでした。

Mercariのオファー機能
  • 単品オファーは最大25%オフまで
  • まとめ買いの場合は下限リミットなし

$32で出品直後に「いいね」が1つつき、$29に値下げした後、オファーが1つ来ました。

オファーの額は$22。ちょっと足元を見ているなと思ったので、オファーの来たアカウントをチェック。高値でPatagoniaを売っていました。仕入れ目的ならあまり割引したくないので$25でカウンター。返事はありませんでした。

ポチ

この後、2つ「いいね」がついたけど、どっちも「素人が投げ売りするのを待つ」転売屋っぽい。これ以上Mercariで粘っても意味ないかな…

Mercariの出品を取り下げ、eBayへ

出品から2か月半経ち、閲覧数も350で頭打ち。純粋な「いいね」は最初の1つだけで、あとの2つは仕入れ目的に思えたので、Mercariの出品を取り下げることに。

閲覧数が多そうな金曜日の夜に、$24.99でeBayに出品。すると、Mercariでの2か月半が嘘のように、2時間足らずで売れました。わたしの価格設定は間違っていなかった!

まとめ|Mercariは「安く早く回す場所」

2か月半使ってみて、Mercariは決して「売れないプラットフォーム」ではないと思います。実際、同時期に出品されたグレーのPatagonia Tシャツは売れていました。

わたしの出品は濃いピンク。万人受けしない色を、Mercari(利用者数がeBayより少ない)で「適正価格」で売るのは難しいというのが実感です。

Mercariは「適正価格」で売るより、「安く早く回す」場所。スマホアプリも使いやすく、手軽に不用品を処分したい方にはおすすめです。

ポチ

あと、転売屋じゃないけど、Mercariは「掘り出し物」が見つかるかもって思った(笑)

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この記事を書いた犬

在米20年超、アメリカ中西部暮らし。
好みの店が近くになくて、
もっぱらネットでポチる日々。
今日も予算と欲望のはざまで揺れてます。

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