- 販売手数料:「商品代金+送料」の合計に対して10%
- 出金手数料:通常の銀行振込(ACH)は1日1回まで無料
- 送料設定:Mercari発行の割引配送ラベルあり(梱包サイズと重量により自動計算)
- 配送の匿名性:なし(ラベルには売り手・買い手双方の氏名・住所が印字される)
以前、eBayとPoshmarkの比較記事を書いたことがあります。出品者目線のレビューです。
アメリカのMercariも試してみました。
普段、PCと一眼レフでリセールしているわたしですが、今回は、写真撮影から出品まですべてスマホで挑戦。
登録、出品、値下げ、オファー(値下げ交渉)を一通り経験し、Mercariは「適正な価格で売買する」より、「とにかく安く早く回す」プラットフォームだと感じました。
わたしが出品したのは、Patagoniaの人気アイテム「Capilene Cool Daily Graphic Shirt」の新品タグ付き。Mercariでは2か月半売れず、eBayに切り替えたところ、2時間足らずで売れました。
ポチ最初に出品を見た人が買ってくれて終了!
今回は、Mercari登録のハードルと出品時の違和感、出品後の気づきも含めて正直にレビューします!
登録段階で立ちはだかる「顔認証」の壁
Mercariの登録で一番厳しいと思ったのは、「リアルタイムの顔認証」。運転免許証の実物を撮影するのは気になりませんが、フリマアプリに生体情報を渡すのは抵抗を感じました。
わたしは勢いで乗り切ってしまいましたが、正直、「リセール記事をコンプリートしたい!」という動機が無ければ、ここで離脱していたと思います。
あと、コロナ禍の帰国で「自主隔離しているか確認するために、ビデオ通話で抜き打ちチェックされる」というのがありまして……この経験のせいで、わたしは無防備な顔をスクリーンにさらすのに耐性がありました。
とはいえ、縦長画面に顔だけはさすがにキツかった!



夜の11時、認証画面の楕円形に顔をはめたら、宝石に閉じ込められた悪い魔法使いみたい(笑)みんなは眉ぐらい描いとくといいかも!
出品作業中「安く売らせる圧」を感じた
おすすめ価格が低すぎる
わたしの出品したPatagonia Capilene Cool Daily Graphic Shirt(新品タグ付き)の定価は$55(現在は値上げのため$59)。現時点で新品は$25~$35ぐらいで売買されることが多く、わたしは最終的に$24前後で売却し$20の利益を得るつもりでした。


Mercariのおすすめ価格の中央値は$13。最高額は$19でした。



Patagoniaの人気定番商品に、その値付けはあんまりだろう…
Smart Pricing(自動値下げ)機能
Smart Pricingは、出品した商品が売れるまでAIが自動で値下げしていく機能。最低販売価格は自由に設定できます。
Mercariでは値下げすると上位表示されるので、早く売り切りたいなら活用するといいかも。でも、「数日間であっという間に最低価格まで落ちる」という出品者の不満の声も見かけます。


これが出品当初の価格$32に対し、自動で提示された画面。
Smart Pricingはデフォルトでオンになっています。わたしはオフにし、自分のタイミングで値下げすることにしました。
Free Shipping(送料無料)
出品フォームを埋めていく段階で、Free Shipping(送料無料)もデフォルトでオンになっています。



とにかく安く売れっていう圧を感じちゃう。送料無料はオフでいいと思うよ。
アプリは優秀。でも「買わせる圧」を感じた
初めてスマホアプリで出品しましたが、Mercariはとても使いやすく、迷わず登録から出品まで終えられました。
クレジットカード登録を値下げ時に要求
最初に登録から出品まで済ませた時にクレジットカード情報は不要。なのに、$32から$29に値下げしようとした瞬間にカード登録を求められました。



登録しないと値下げできないなんて、ちょっと嫌。
カード登録はアカウント認証の一環だと思いますが、このタイミングでの要求は、出品を人質に取られたようで違和感を覚えました。



カードを先に登録させることで、買いやすくしてる気もする…
ボーナスや送料減額キャンペーン
アプリ登録後7日以内の買い物が$10オフになるクーポン(WELCOME10)が最初についてきました。
その後、出品を取り下げるまでに、$5オフの期間限定クーポンが出たり、送料減額キャンペーンも数回。ひたすら買い手の背中を押してくる感じです。
唯一来たオファーと、eBayでの「即売れ」
仕入れ目的のようなオファー
Mercariアプリでは出品直後と値下げのタイミングで上位表示されます。
値下げによる上位表示を利用するため、わたしはまず高めの$32で出品。本命価格は$29で、割引オファーが来たら$24前後で手を打つつもりでした。
- 単品オファーは最大25%オフまで
- まとめ買いの場合は下限リミットなし
$32で出品直後に「いいね」が1つつき、$29に値下げした後、オファーが1つ来ました。
オファーの額は$22。ちょっと足元を見ているなと思ったので、オファーの来たアカウントをチェック。高値でPatagoniaを売っていました。仕入れ目的ならあまり割引したくないので$25でカウンター。返事はありませんでした。



この後、2つ「いいね」がついたけど、どっちも「素人が投げ売りするのを待つ」転売屋っぽい。これ以上Mercariで粘っても意味ないかな…
Mercariの出品を取り下げ、eBayへ
出品から2か月半経ち、閲覧数も350で頭打ち。純粋な「いいね」は最初の1つだけで、あとの2つは仕入れ目的に思えたので、Mercariの出品を取り下げることに。
閲覧数が多そうな金曜日の夜に、$24.99でeBayに出品。すると、Mercariでの2か月半が嘘のように、2時間足らずで売れました。わたしの価格設定は間違っていなかった!
まとめ|Mercariは「安く早く回す場所」
2か月半使ってみて、Mercariは決して「売れないプラットフォーム」ではないと思います。実際、同時期に出品されたグレーのPatagonia Tシャツは売れていました。
わたしの出品は濃いピンク。万人受けしない色を、Mercari(利用者数がeBayより少ない)で「適正価格」で売るのは難しいというのが実感です。
Mercariは「適正価格」で売るより、「安く早く回す」場所。スマホアプリも使いやすく、手軽に不用品を処分したい方にはおすすめです。



あと、転売屋じゃないけど、Mercariは「掘り出し物」が見つかるかもって思った(笑)




